お米の水切りについて

こちらの記事では吸水時間について書きました。

※今回のお米の吸水方法の一つ、水切り法(ザル上げ)については、書籍によって賛否両論がありますので注意。

お米に水を吸水させる場合、浸水法(お米を水につける方法)と水切り法(お米を洗った後ザルにあげて水を切る方法)があります。

一般的には浸水法とされていますが、お米をややしっかり(パラり)と炊き上げたい場合、水切り法を使います。
注意する点は、長時間置きすぎると表面が乾いてお米が割れてくるので、30~60分程度を目安とする。
新米と古米で水加減を変える?


ここからは主観です。
官能評価を見ると、水切り法は「甘味」「粘り」「つや」が弱くなる傾向があり、吸水が不十分なためお米に芯が残るようです。ただし、硬いお米が好きな方もいますので、結局は好みということになるでしょう。

参考文献 お米とごはんの科学 NEW調理と理論 料理のなるほど実験室 プロのためわかりやすい日本料理