チョコレートとココアの違い

チョコレートとココアの違い

チョコレートとココアの違いは、脂肪分の差である。
チョコレートから脂肪分を取り除いて粉末にしたものがココアである。
脂肪分はカカオパウダーになる。

ココアの脂肪分は、チョコレートの30%程である。
液体にした時に脂肪分が多いと上に油が浮いてきてしまうので、ココアは脂肪分を取り除く必要がある。

油脂の融解温度

参考文献 雑学全集5530種類

ガムとチョコを一緒に食べるとガムが溶ける

ガムとチョコを一緒に食べるとガムが溶ける

中南米、東南アジアに生えるサポディラという木の樹液がガムの原料である。
この樹液はゴムに近い性質を持っている。


サポディラを切って樹液を取る

原料の樹液は、油によく溶ける性質を持っており、一緒に油分が多いチョコレートを食べると溶けてしまう。

チョコレート以外でも油分が多いものなら、ガムを溶かすことが可能
ガムが服にくっついたときは、油分を含む除光液やシンナーなどで溶かせば綺麗に取ることができる。

現在は、コストの面の理由から合成樹脂が多く使われている。

参考文献 雑学全集5530種類