今回はネタ話です。
竹かご
キノコを持ち運ぶには竹かごが最適である。
この理由は、竹かごは通気性がよく、キノコが傷みにくい。
さらに、運んでいる間に隙間から胞子が散らばり、キノコの保護にもつながるからである。
参考文献 日本のキノコ275
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今回はネタ話です。
竹かご
キノコを持ち運ぶには竹かごが最適である。
この理由は、竹かごは通気性がよく、キノコが傷みにくい。
さらに、運んでいる間に隙間から胞子が散らばり、キノコの保護にもつながるからである。
参考文献 日本のキノコ275
キノコは一部の例外を除き、生食してはいけない。
食用とされるキノコでも、生ではほぼすべてが有毒である。
シイタケを生で食べてしまうと、チロシンやレンチナンなどの成分により、シイタケアレルギーやシイタケ皮膚炎と呼ばれる症状を引き起こす。
シイタケアレルギーは数時間~数日以内に発症し、強いかゆみとともに皮膚が赤く腫れあがる、吐き気や嘔吐、場合によってはアナフィラキシーショックを引き起こす。
シイタケ以外にも、えのきだけ、マイタケ、エリンギも生食により食中毒を起こす。
これらのキノコは加熱処理することで、中毒を起こす成分が分解される。
また、キノコは鮮度が非常に落ちやすいため、雑菌の繁殖などの危険性もあるため、必ず加熱する必要がある。
ここからは主観です。
逆に生食できるキノコを調べてみたら、鮮度の良いマッシュルームは生食できるようだ。(JAグループ農業協同組合ホームページより)
ただし、スーパーで売っているマッシュルームは輸入のため、鮮度が落ちているため危険である。
やはり、キノコは加熱して食べるのがよいだろう。
茶碗蒸しにマイタケを入れない理由は、マイタケを入れると茶碗蒸しが固まらなくなるため。
マイタケには、マイタケプロテアーゼというタンパク質分解酵素を多く含んでいる。そのため、茶碗蒸しに一緒に入れると卵のタンパク質を分解して固まらなくなる。
マイタケプロテアーゼは熱に弱いため、事前に下茹で(100℃のお湯で30秒以上)するか、電子レンジで加熱すれば失活する。
また、ハンバーグなどに混ぜ込むときも、同様に先に加熱すればよい。