香りの刺激は直接脳に届く

人には五感があるが、この中で嗅覚だけは特別である。
解剖学的に説明すれば、嗅覚以外の四つの感覚は、脳の大脳皮質に届くまでに「視床(ししょう)」という中継点を通る必要がある。
しかし、嗅覚の情報は視床を経由せずに大脳皮質や「偏桃体」に送られる。

つまり、香りの刺激は直接大脳に届くということになる。
睡眠中でさえも、嗅覚情報は脳に届く。
とりわけ、嗅覚系に近い脳部位の一つに「偏桃体」がある。ここは感情に関係した重要な脳部位となっているため、香りと感情が強く関連すると考えられる。

懐かしい香り

参考文献 脳には妙なクセがある