醤油の原材料を見てみると、脱脂加工大豆というものが使われている。
脱脂加工大豆とは、大豆油を採る際にできる搾りかすである。
ただし、醤油を作るために、タンパク質の量や粒度を特別に調整したものが使われている。
特徴としては
①窒素分が多い
②フレーク状になっているので、分解などが素早くできる
③丸大豆に比べて安い
となっている
これを使えば、短時間で安く醤油が作れるということで、80%の醤油が脱脂加工大豆を採用している。(2024年3月現在)
一方で、伝統的な丸大豆を使って作る醤油は、栄養価が高く風味が違うとされている。
参考文献 食の選び方大全