大根おろしにニンジンを混ぜるとよくないといわれる
【理由】
大根おろしのビタミンCが酸化されやすいから
→にんじんにはアスコルビナーゼとよばれるビタミンCの酸化をすすめる酵素(アスコルビン酸酸化酵素)が含まれるため、ニンジンをおろして混ぜると、ビタミンCの酸化が進むため
アスコルビナーゼの効力を失活させる方法として
●酢を少量加える
●ニンジンを短時間加熱する
がある
また、キュウリやカボチャにもアスコルビナーゼは含まれる
大根おろしは、おろしてから2時間で27%のビタミンCが酸化されるが、2割ほどニンジンを混ぜたおろしは2時間で95%のビタミンCが酸化される。
ここからは主観です
色どり、風味、香りの向上など目的があるなら、ビタミンCの量を気にする必要は薄いと思います。
参考文献 「こつ」の科学