コーンシロップの特徴

コーンシロップが指定されるレシピは、味ではなく機能的な理由であることが多い

【特徴】
●粘度が非常に高い
→長い分子が多いため、絡みあってすべての分子の動きを遅くするため
食品にしっかりした歯ごたえを出すこともできる

●他の糖の結晶化を防ぐ(ざらざたした食感を防ぐ
→長い分子は結晶化しないため
アイスクリームやフルーツアイスでも氷の結晶が大きくならず、なめらかでクリーミーな食感を得やすい

吸湿性が高く甘味の少ないブドウ糖が含まれる
賞味期限が長く、蜂蜜や砂糖のようなくどい甘さにならない

●やや酸性(pH3.5~5.5)
重曹と反応して二酸化炭素を発生し、膨らむ

参考文献 Cooking for Geeks マギーキッチンサイエンス