食品の汚れを落とすとき、又は食器を洗うとき水量を増やすより回数を増やしたほうが良いとされています。
例えば、1000個の細菌のついた食品があったとして、これを水中で洗い、水を全部捨てたとき、10%に当たる100個残ったとします。
ところが同じ量の水を3等分して3回に分けて洗うと、もし前より洗いの効率が悪く、30%の細菌が残ったと仮定しても、1回目には300個、2回目にはその30%の90個、3回目の水では、さらに27個に減ることになります。
つまり同量の水を1回に使うより、小分けにして回数を多くしたほうがきれいになります。
参考文献 「こつ」の科学