アルコールが好きな親からはアルコールが好きな子が生まれる

アルコールが好きな親からはアルコールが好きな子が生まれる

妊娠中に飲酒した場合、生まれてきた子どもは将来アルコール中毒になりやすいという話を聞いたことがあるかもしれません。
ある実験では、ネズミの妊娠後期にアルコールを10日間飲ませ、生まれてきた仔ネズミのアルコールに対する嗜好度を調べた。
すると、通常のネズミに比べ、アルコールを飲んだ母から生まれたネズミは、多くのアルコールを飲むようになった。

さらに調べたところ、アルコールの嗜好度が上昇するのではなく、むしろ、アルコールに対する嫌悪感が減ることでアルコール摂取量が増加することが分かった。
つまり、生物学的にいえば、元来アルコールは不快なものであり、学習と経験を通じで克服し、嗜好癖を獲得していると考えられる。
先のネズミの実験では、胎生期にアルコールにさらされると、アルコールの臭いや味に対する本能的な防御が減じてしまうとされている。

参考文献 脳には妙なクセがある

酒の種類によって二日酔いのひどさが違う

酒の種類によって二日酔いのひどさが違う

ウォッカ(ライ麦・小麦・大麦・トウモロコシ、じゃがいも、ビートなど多様)とバーボン(トウモロコシ)、どちらが二日酔いがひどいが調べた実験がある。
ウォッカあるいはバーボンを酩酊するまで飲んでもらうと、バーボンの方が強い二日酔いを引き起こすことがわかった。

バーボンにはアルコール発酵の過程で生じる副産物が、ウォッカの37倍も含まれている。
こうした化合物が悪酔いの一因ではないかと考えられている。

色のついた酒の方が二日酔いになりやすい

参考文献 脳には妙なクセがある

アルコール度数

アルコール度数

お酒に含まれるエタノールの量は体積%で表す。
日本では%の他に度として表す場合がある。

つまり、お酒の15度というのは15%のことで、お酒100ml中に15mlのエタノールが含まれているという意味である。

エタノールの比重は0.789と水(1.0)より軽いため、エタノールの含有量をもし重量%で表した場合、2割程度小さくなる。

エタノールの味

参考文献 食品の科学