通常、私たちは「恐怖におののく表情」を見ると不安に駆られる。
不安感は伝播する。
実際、「恐怖におびえる顔」を見たとき「偏桃体」や「帯状皮質」などの不安情動に関する脳部位が活性化する。
しかし、アルコールを投与した人では「恐怖におびえる顔」の写真を見せても、脳に強い不安反応は生じなかった。
恐怖を恐怖として正しく認識できなっくなっている。
酒を飲むと「でっかくなった気分」や「大胆な高揚感」が起こるのはこのためである。
参考文献 脳には妙なクセがある
料理の「なぜ?」を科学でわかりやすく解説

通常、私たちは「恐怖におののく表情」を見ると不安に駆られる。
不安感は伝播する。
実際、「恐怖におびえる顔」を見たとき「偏桃体」や「帯状皮質」などの不安情動に関する脳部位が活性化する。
しかし、アルコールを投与した人では「恐怖におびえる顔」の写真を見せても、脳に強い不安反応は生じなかった。
恐怖を恐怖として正しく認識できなっくなっている。
酒を飲むと「でっかくなった気分」や「大胆な高揚感」が起こるのはこのためである。
参考文献 脳には妙なクセがある

「酔っている」という自覚の強さは、血中アルコール濃度とは相関が見られなかった。
同じく、アルコールによって起こる脳活動の強さも血中アルコール濃度と相関なかった。
つまり、アルコールの摂取量や代謝速度は、自覚症状とは直接的にあまり関係ない。
「酔っている」という感覚に相関するのは、脳部位のひとつの「線条体」の活動強度そのものだった。
参考文献 脳には妙なクセがある

妊娠中に飲酒した場合、生まれてきた子どもは将来アルコール中毒になりやすいという話を聞いたことがあるかもしれません。
ある実験では、ネズミの妊娠後期にアルコールを10日間飲ませ、生まれてきた仔ネズミのアルコールに対する嗜好度を調べた。
すると、通常のネズミに比べ、アルコールを飲んだ母から生まれたネズミは、多くのアルコールを飲むようになった。
さらに調べたところ、アルコールの嗜好度が上昇するのではなく、むしろ、アルコールに対する嫌悪感が減ることでアルコール摂取量が増加することが分かった。
つまり、生物学的にいえば、元来アルコールは不快なものであり、学習と経験を通じで克服し、嗜好癖を獲得していると考えられる。
先のネズミの実験では、胎生期にアルコールにさらされると、アルコールの臭いや味に対する本能的な防御が減じてしまうとされている。
参考文献 脳には妙なクセがある