血中アルコール濃度と酔っている感覚

血中アルコール濃度と酔っている感覚

「酔っている」という自覚の強さは、血中アルコール濃度とは相関が見られなかった。
同じく、アルコールによって起こる脳活動の強さも血中アルコール濃度と相関なかった

つまり、アルコールの摂取量や代謝速度は、自覚症状とは直接的にあまり関係ない。
「酔っている」という感覚に相関するのは、脳部位のひとつの「線条体」の活動強度そのものだった。

酔っぱらっても家に帰れる理由

参考文献 脳には妙なクセがある

アルコールが好きな親からはアルコールが好きな子が生まれる

アルコールが好きな親からはアルコールが好きな子が生まれる

妊娠中に飲酒した場合、生まれてきた子どもは将来アルコール中毒になりやすいという話を聞いたことがあるかもしれません。
ある実験では、ネズミの妊娠後期にアルコールを10日間飲ませ、生まれてきた仔ネズミのアルコールに対する嗜好度を調べた。
すると、通常のネズミに比べ、アルコールを飲んだ母から生まれたネズミは、多くのアルコールを飲むようになった。

さらに調べたところ、アルコールの嗜好度が上昇するのではなく、むしろ、アルコールに対する嫌悪感が減ることでアルコール摂取量が増加することが分かった。
つまり、生物学的にいえば、元来アルコールは不快なものであり、学習と経験を通じで克服し、嗜好癖を獲得していると考えられる。
先のネズミの実験では、胎生期にアルコールにさらされると、アルコールの臭いや味に対する本能的な防御が減じてしまうとされている。

参考文献 脳には妙なクセがある

酒の種類によって二日酔いのひどさが違う

酒の種類によって二日酔いのひどさが違う

ウォッカ(ライ麦・小麦・大麦・トウモロコシ、じゃがいも、ビートなど多様)とバーボン(トウモロコシ)、どちらが二日酔いがひどいが調べた実験がある。
ウォッカあるいはバーボンを酩酊するまで飲んでもらうと、バーボンの方が強い二日酔いを引き起こすことがわかった。

バーボンにはアルコール発酵の過程で生じる副産物が、ウォッカの37倍も含まれている。
こうした化合物が悪酔いの一因ではないかと考えられている。

色のついた酒の方が二日酔いになりやすい

参考文献 脳には妙なクセがある