卵の中に卵黄がない

卵の中に卵黄が2つある時

 

卵黄のない卵を「無黄卵」といい、初産期にはよく見られる。
タマゴの形成は排卵後卵管内で黄身にまとわるように白身が分泌されるため、タマゴの核(中心になるもの)が卵形成上必要である。
つまり、無黄卵とはいえよく観察すると中心に組織片等が見られる。
無黄卵は小さくて丸いとか、殻の内側にある膜だけでかたい殻のない軟卵などになってしまうことが多いが、卵白は正常なので食べることは可能となっている。

参考文献 一般社団法人日本養鶏協会