「おいしさ」の錯覚

2018年2月28日 初版

1800円(税別)

著者 チャールズ・スペンス

翻訳 長谷川 圭

全 391ページ

サギーの評価 ★★★★★

料理の中級者以上ならぜひ一度読んでいただきたい。内容は、料理の調理方法ではなく、様々な外的要因によって「おいしさ」は変わってくるっという話。具体的な数字が出てくるわけではないが、料理というジャンルを今までとは全く違う切り口によって説明している。このように、外的要因と味覚というジャンルは類似書籍があまり見かけないため(心理学の本でたまに出てくる程度)、この一冊を読んでおけばポイントを押さえれるので一読する価値は十分にある。