歯に触れたときの感覚、いわゆる歯触りは歯の表面で感じているのではない。
歯のエナメル質(表面)には感覚神経は入り込んでいないためである。
歯触りを感じるのは、歯根膜にある神経によるもの。
歯根膜には三叉神経(さんさしんけい)に属する感覚神経の終末が豊富に存在し、触・圧感覚に非常に敏感である。
上下の歯で挟んだ物体は0.008~0.01mmの厚さ(髪の毛の約15分の1)があれば感知できる。
参考文献 美味の構造―なぜ「おいしい」のか
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歯に触れたときの感覚、いわゆる歯触りは歯の表面で感じているのではない。
歯のエナメル質(表面)には感覚神経は入り込んでいないためである。
歯触りを感じるのは、歯根膜にある神経によるもの。
歯根膜には三叉神経(さんさしんけい)に属する感覚神経の終末が豊富に存在し、触・圧感覚に非常に敏感である。
上下の歯で挟んだ物体は0.008~0.01mmの厚さ(髪の毛の約15分の1)があれば感知できる。
参考文献 美味の構造―なぜ「おいしい」のか
ある実験では、中学、高校生の一卵性双生児、二卵性双生児、一般児それぞれ20組について好き嫌いの類似度を調べた。
●甘味、酸味のような基本味
●ピーマン、玉ねぎ、にんじんなど
これらの味は、一卵性、二卵性、一般児の順に高い類似度を示した。
一方で、
●肉料理のような複合的な調理食物
●痛覚がベースである辛味
これらはの味は、全く類似性を示さなかった。
【まとめ】
基本味やシンプルな味の好き嫌いは遺伝子の影響が大きいが、複雑な味になると生後の生活によって変わってくる。
遺伝とアミラーゼ活性
芽キャベツが嫌いな人
好きな臭いと嫌いな臭い
ここからは主観です。
20組での実験なのでデータとしては信用度はそこまで高くないが、知っておいて損はないだろう。
参考文献 美味の構造―なぜ「おいしい」のか