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人はアルコールを好むように進化した
約1000万年前に起きた突然変異により、私たちの祖先はエタノール代謝能力が格段に向上した。
この突然変異により、エタノール代謝能力は40倍に高まったことで、危険な場所で酔って眠ったり、木から落ちたりする危険を大きく減らすことができるようになった。
果実は発酵によって、エタノールを生み出す。
人間の祖先は、樹上生活を送る他の霊長類よりも機敏さで劣っており、果実にありつくことに失敗していたと考えられる。
これにより、地上に落ちて腐りかけていた果実(アルコール発酵した果実)を食べることが多かった。
人類は生き延びるため、腐敗臭に対して嗅覚を研ぎ澄まし、引き寄せられる本能を取得した可能性がある。
腐敗物(発酵物)を食糧源にすることにはメリットがいくつかあり
●エタノールにより、酔っぱらって冒険心が高まる
●果実が細菌で汚染されるのを防ぐ
●食欲を増進させる
●消化を助ける
●体内に脂肪を蓄える
これらのメリットがあったため、人類はエタノール代謝能力を高め、食料としてアルコールを好むようになったと考えられている。
お酒に強い人、弱い人
参考文献 身近な薬物のはなし
