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唇と指先は質感を感じやすい理由

人がモノを触ったときに4つの触感センサーが働く。
この中で特に重要なのがメルケル細胞と呼ばれる受容器で、これが物体の縁と、形や質感を検出している。
メルケル盤は唇と指先に非常に高密度で存在する。
その他の無毛皮膚ではそれほど多く存在せず、有毛皮膚ではごくまばらに存在する。
メルケル盤はごく小さな力にも敏感で、皮膚が0.05ミリほど押し込まれただけでも反応する。
さらに力が強まるのに比例して強く反応し、皮膚が約1.5ミリ押し込まれた段階で反応が最大になる。
指先では、物体表面でわずか0.7ミリの間隔を識別する解像能を有する。
ここからは主観です。
上記の話で考えると、皮膚に1.5ミリ押し込まれると反応が最大化するという事は、食材を3ミリ幅に切れば上下の唇で食べるときに食感が最大化するとも考えられる。
実際、薄切りや小口切りなどの約3ミリ程度の厚みの切り方なども存在するので、ポイントとして一つ覚えておくといい。
参考文献 触れることの科学
