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後天的な食の嗜好性形成について
ある実験で、離乳期のウサギに、青草を全く含まず無味無臭に近い栄養的に完全な精製飼料を十分に与える。
同時に毎日少量の牛生肉に対する餌付けを行う。
一定期間この餌付けを行った後に、ウサギに青草と牛生肉を同時に与え、自由に選択させる。
結果、青草には見向きもせず牛生肉を食べ、その際、匂いで生肉を探索、識別し、自分の食物として認識していることがわかった。
哺乳動物の食嗜好性は、遺伝情報によって
●動物の歯の形
●体のつくり
などが決まっているが、環境に適応する点でかなり柔軟に食物の嗜好性を変化させる。
つまり、食嗜好形成に文化的要因が強くかかわっている。
分かりやすい例が、アメリカやブラジルに移住した日本人の二世や三世が、生まれた時から食習慣に慣れ、日本人とは異なる食嗜好を持つようになる。
ここからは主観です。
子供の頃の食生活が、遺伝的要因よりもその人の好き嫌いを決めていくと考えられる。
参考文献 調理文化学
