料理学校と独学、初心者はどっちがいい?
料理を勉強しようと思った場合、現在では様々な選択肢がある。
- YouTubeなどの動画サイト
- スマホアプリ
- ネットや本で調べる独学
- 料理学校や料理スクール
- AIに聞く
昔であれば、この選択肢の中に「店に飛び込んで皿洗いから修業する」という道もあっただろう。
では、これらの中から何を選べばよいのか。
結論から言えば、趣味で料理がうまくなりたい人は、正直どれでもいい。
趣味であれば、YouTubeでも本でも料理教室でも、自分に合う方法を試してみればよい。
問題なのは、プロの料理人になりたくて料理学校に行くか迷っている人である。
料理学校には相当なお金と時間がかかる。
そして、なんとなく入学してしまうと「思っていたのと違った」と感じる可能性もある。
料理学校に行けば料理はうまくなるのか?
料理学校に1年間通ったら、当然料理は上達する。
ただし、卒業した時点で「ホテルのレストランでシェフとして働けるか?」と聞かれたら、答えはNO。
一般人より、ちょっと料理がうまい人程度である。
残念なことに、料理知識ゼロで料理学校に1年通った人と、趣味で料理をしている主婦を技術面で比べたら大体の場合、主婦の方が上である。
「なんで???」っと思うだろうが、すごく単純な話である。
●料理学校は、一週間に2~3回調理実習がある。
●料理学校の授業では、同じ料理を作らない。
雑に計算しても、月に12回調理して、年に144回。
実際は夏休みやら、テルトやらで100回ぐらいだろう。
一方で、主婦は毎日料理しており、それが何年も継続しているのである。
そもそも1回しか料理をしていないのに、1年前の料理をもう一回作れと言われても作れるはずがない。
ただし、この話は技術面だけの話である。
料理の知識に関して言えば、100%料理学校に行った人の方が主婦を上回る。
それは、料理や食材に対する考え方や知識は勿論、文化的なことや歴史的なことなどである。
料理学校の強みは「知識」と「順番」
身もふたもないが、言ってしまえば、技術は練習するしかない。
ひたすらトライ&エラーである。
包丁の扱い方や、鍋の火入れの方法、皿の盛り付け方などである。
知識は、本でも動画でもネットでも吸収できる。
私の感覚で申し訳ないが、料理の本を大量に読んで分かったことは、大体の料理本で同じことが書いてある。
例えば、美容やダイエットの動画やSNSでは、謎の怪しげな話が大量に出回っている。
一方で、料理の場合、多少誇張表現がある場合もあるが、ネット動画でもおおむね正しいことをいっている。
「世界一うまい!」「一瞬で完成」「病みつき注意」なども見かけるが、ここは大目に見よう。
そのため、知識だけならネットを使えば、1円もかからずに料理学校卒業レベルまでもっていくことが可能である。
ただ、これこそが料理勉強の最大の障壁なのだが、「そもそも何を勉強したらいいか分からない」である。
勉強の順序が存在しない
料理は勉強の順番というものが存在しないのである。
例えば、歴史なら年号順、算数なら足し算から、国語なら読み書きなどである。
料理に一番近い勉強が、「理科(科学)」であり、小学生のころ何から勉強したか覚えているだろうか?
「アルコールランプ」「地層」「宇宙」「おしべめしべ」など、全体の話が繋がっていないような、大きく見れば繋がっているよなそんな感じである。
料理もこれと同様であり、何から勉強すればいいのか確立していない。
そこで、料理学校に行けば、独自の順番で料理を教えてくれるという訳である。
料理を作るという点だけであれば、インターネットで丁寧に教えてくれる動画が多数存在する。
それこそ、「ミシュラン星付きのシェフ」「管理栄養士」「料理学校の先生」など、探せば様々なプロが丁寧に教えてくれるだろう。
一方で、「食品学」「栄養学」「衛生学」「食文化」などは殆どない。
というより、仮にあったとしても先ほどと同じ問題で、どの順番で動画を見ればいいのか分からないのである。
料理学校ではこの辺りを丁寧に教えてくれる。
料理学校に行くべきか?
お金と時間に制約がないのなら、当然行って損はない。
ただ、現実問題として、両方とも決して軽くないコストである。
そのため、仮に行くと決めた場合は事前準備をした方が、学べる効率が格段に違う。
①無料で勉強するなら、このホームページのトップから読める記事を全て読みなさい。
よくある質問や考え方をまとめている。検索機能で単語を調べるのもよし。
②YouTubeの動画を見て、分からない単語をネットで調べる。
③下記の本を読む(一冊数千円程度)
正直言えば、学校に入学してしまえば選択肢は二つしかない。
学校を卒業するか、退学するかだけである。
なんとなく入学して、なんか違ったと思い辞める人も一定数はいるのが事実であるため、事前に勉強することで大金を払ってまで本当に料理学校に行きたいのかを見極めることもできるので、やってみることをお勧めする。
ちなみに私は一切勉強せずに入学した

