目次
食事と寿命
食欲人の要約となります。
昆虫やラットでの実験では
●高タンパク質+低炭水化物
●低タンパク質+高炭水化物
●低タンパク質+高脂質
の食事を生涯与えた場合
低タンパク質+高炭水化物の食事を与えた場合が、一番長生きした。
高タンパク質の食事の場合、繁殖能力は高くなるが、寿命が短くなったのである。
オスのマウスは大きな精巣に成長し、メスは大きな子宮を発達させるのにタンパク質が必要となる。
生物の体は
タンパク質が少なく、炭水化物が多いと「状況が好転するまで身を潜めてじっと待て(長生き)」(長寿経路)となり
タンパク質が多いと、「チャンスを逃すな、あとは野となれ山となれ(短命で繁殖を選択)」(成長・繁殖経路)となる。
低たんぱく質+高炭水化物の食事の場合、テロメア(寿命を延ばし、老化を遅らす役割)がより長く、より長生きする結果となった。
ただし、低タンパク質+高脂質の場合は、寿命は短い結果となった。
これは、腸内の微生物や肝臓から放出されるホルモンなどの違いによるものと考えられる。
ここからは主観です。
ひと昔前に、「断食や小食をすることで寿命が延びる」といった話があった。
これも、上記と同様の話として紹介されており、タンパク質不足を起こすことで、長寿経路を活性化すると考えられる。
つまり、カロリーが不足しているからではなく、タンパク質が不足することで長寿になると考えられている。(細く長く)
書籍では、沖縄の健康寿命が長いことが紹介されており、沖縄では芋などの炭水化物が多く食べられており、タンパク質や脂質が低いことが長寿の理由としてあげられている。
※ただし、現在は食事内容が欧米型に近づいている。
参考文献 食欲人
