鶏皮の焼き方
鶏皮の好ましい状態について考えると、パリッとしたクリスピーな皮とは
●皮が焼けて、ある程度の硬さがある
●皮が焼けて、気泡がある状態
と考えられる。
気泡がないと、均一な一枚の板のよな状態になり、硬くなりすぎる。
皮の主成分であるコラーゲンタンパク質からなる結合組織は、水分とともに加熱されると水溶化してゼラチンになる。
コラーゲンがゼラチン化する前に水分を蒸発させると、クリスピーに仕上がる。
例えば、北京ダックは
①水あめを塗って乾燥させる
②皮と筋肉の間に空気を入れて皮を筋肉からはがすことで、筋肉から水分が移行しにくいようにする
これらの工程により、皮がクリスピーに仕上がる。
家庭で鶏皮をクリスピーに仕上げるには
①鉄など熱容量の大きい金属を使った厚いフライパンを使う
②均一に加熱するため、ヘラなどで押し付けるように焼く
とよい
参考文献 味・香り「こつ」の科学