脳のショートカット

人間が知覚している世界の多くは、実際には脳によって「構築」されている。
生のままの刺激(光、音、匂い、味など)はひとつの流れとなって感覚から脳へと運ばれる。
これらの情報を全て理解するためには脳の容量をオーバーしてしまう

嗅覚と他の感覚の相互作用
騒音と味覚について

そのため、脳に入ってくる情報を体系的に処理するため様々なショートカットに依存する。
外界から入ってくる情報をそれまでの類似の刺激との出会いから脳にストックされていた概念やカテゴリーと照合することで、知覚されているものに結論を出す。
脳は不完全な情報からに依存しているため、騙されてしまう可能性がある。

食への保守と革新

【まとめ】
料理の場合、今までの経験と照らし合わせて食べる前に味や風味の結論を無意識に出す
そのため、あえて期待を裏切ることで、驚きを与えることができる。

参考文献 脚本の科学