塩の予期的効果

身体は血中の塩分濃度をほぼ一定に維持する必要があるため、塩と水の接収量は、通常お互いにバランスを取る形になる。
そのため、ただの塩味に対しても予期反射が起こる。

実験では、げっ歯類の口に塩水を与えると腎臓で代謝反応が起こる。濃い塩水をラットの舌の上に乗せると、作られる尿の量が即座に減る
体内の水分を維持して体液の塩分と水のバランスを維持するためである。

参考文献 40人の神経科学者に脳のいちばん面白いところを聞いてみた