甘いおしゃぶり

未熟児や病気の乳幼児を助けるために、味の代謝反応を利用することがある。

栄養をすべてチューブや静注で取らなければならない赤ん坊は、それと同時に甘い風味の付いたおしゃぶりを吸えるようにしてあげると、口から食べ物を摂ることを早く覚え、退院も早くなる。
それ自体には栄養のない甘いおしゃぶりを吸うことで、チューブや静注で取られた栄養素が体内で処理され、利用されるあり方が変わると考えられる。

味覚が引き起こす代謝運動
赤ちゃんも味を感じるのか?

参考文献 40人の神経科学者に脳のいちばん面白いところを聞いてみた