今回はネタ話です。
6世紀のアフリカ、エチオピア高原にはジャスミンのような香りのする小さくて白い花を咲かせる木がたくさん生えていた。
花が咲き終えると、木は緑色の実をつけ、やがて真っ赤に染まって、緑鮮やかな木の枝にびっしり実る。
ある日、ひとりの牧童がその実を食べたヨボヨボのヤギが元気に走り回るのを見て、試しに自分も食べてみると、元気になった。
それを聞いた修道院のお坊さんが夜のお祈りで眠い時に実を煎(ぜん)じて飲むようになり、やがて疲れに効くとしてみんなが飲むようになった。
これがコーヒーが広まったきっかけとされている。
参考文献 雑学全集5530種類