今回はネタ話です。
人は甘味や酸味、苦みを口にするとそれぞれの味に応じた特有の顔面表情を示す。
出生直後の赤ちゃんは、
●甘味に対しては目を大きく開け穏やかなにこやかな表情を示す
●酸味に対しては唇を動かし、鼻にしわを寄せまばたきをする
●苦みに対しては上唇を上げ、口を大きく開け、舌を突き出すなど不快な表情を示す。
これらの味覚顔面反射(表情)は、6~7歳までコントロールできない。(正直に顔に出る)
しかし、小学校に入るぐらいの年齢になると、顔面の表情は脳の発達とともに自分の意識でコントロールできるようになる。
そのため、小学生に入るころには、つまみ食いをしてもポーカーフェイスを作ることができるため、見破るのは難しくなる。
参考文献 美味の構造―なぜ「おいしい」のか