歯触りの感じる場所

歯に触れたときの感覚、いわゆる歯触りは歯の表面で感じているのではない
歯のエナメル質(表面)には感覚神経は入り込んでいないためである。

歯触りを感じるのは、歯根膜にある神経によるもの。
歯根膜には三叉神経(さんさしんけい)に属する感覚神経の終末が豊富に存在し、触・圧感覚に非常に敏感である。
上下の歯で挟んだ物体は0.008~0.01mmの厚さ(髪の毛の約15分の1)があれば感知できる。

口内の圧覚について

参考文献 美味の構造―なぜ「おいしい」のか