ある実験では、中学、高校生の一卵性双生児、二卵性双生児、一般児それぞれ20組について好き嫌いの類似度を調べた。
●甘味、酸味のような基本味
●ピーマン、玉ねぎ、にんじんなど
これらの味は、一卵性、二卵性、一般児の順に高い類似度を示した。
一方で、
●肉料理のような複合的な調理食物
●痛覚がベースである辛味
これらはの味は、全く類似性を示さなかった。
【まとめ】
基本味やシンプルな味の好き嫌いは遺伝子の影響が大きいが、複雑な味になると生後の生活によって変わってくる。
遺伝とアミラーゼ活性
芽キャベツが嫌いな人
好きな臭いと嫌いな臭い
ここからは主観です。
20組での実験なのでデータとしては信用度はそこまで高くないが、知っておいて損はないだろう。
参考文献 美味の構造―なぜ「おいしい」のか