箸使いのマナー違反

探り箸(さぐりばし)・・器の中の物をかき回して探る
握り箸・・・・・・・・・箸を握ったままの手で器を持つ
ねぶり箸・・・・・・・・箸先をねぶる(なめる)
迷い箸・・・・・・・・・箸を持ったまま食べるものを迷う
渡し箸・・・・・・・・・茶碗の上に箸を置いて箸を休める
刺し箸・・・・・・・・・箸で食べ物を突き刺して取る
寄せ箸・・・・・・・・・料理の入った器に箸を差し込んで引き寄せる
移し箸・・・・・・・・・箸から箸へと食べ物を渡す
振り上げ箸・・・・・・・会話しながら、箸先を高く振り上げること
ちぎり箸・・・・・・・・箸をナイフとフォークのように使うこと
もぎ箸・・・・・・・・・箸などについたご飯粒などを口で取ること
返し箸・・・・・・・・・大皿から料理を取り分けて食べる際に自分の箸先を返して元のほうで取ること


ここからは主観です

日本では食べ物を箸から箸へ渡す行為はマナー違反となっている。
この行為は火葬場で遺骨を近親者の方々が箸から箸へと渡していき、骨壺に収めるときの儀式であるためである。
「箸渡し(はしわたし)」「合わせ箸(あわせばし)」「忌み箸(いみばし)」「拾い箸(ひろいばし)」「禁じ箸(きんじばし)」などと呼ばれている。

ちなみに、箸と箸で渡していく理由は、「箸」と「橋」を置き換えることで、この世からあの世への橋渡しを手伝うという意味だそうです。

箸を横向きに置く理由

参考文献 失敗しない和食の作法 おとなの清潔感をつくる教養としての食べ方