和食は「器を持って食べる文化」である。
基本的に「大皿や盛り皿以外の皿」は持ち上げて、口に近づけて食べるスタイルとなっている。
大皿に盛られた料理も、可能なものは小皿に移して持ち上げて食べる。
この理由は、昔の日本では畳(たたみ)などの床にじかに座って食事をするのが当たり前だった。
料理は床の位置、もしくはお膳の上にあるため、口とは相当離れていて食べにくいので、お椀や皿を持って食べていた。
一方で、日本以外の国では皿を持ち上げて食べることはないとされている。
ここからは主観です。
ネットで調べてみると、海外ではお皿を持ち上げて食べない理由として
①皿が大きくて重い
②金属製の皿を使うため熱い
③テーブル席で食べるため、口と料理の教理が近いため持ち上げる必要がない(昔の日本は畳に座って食べていたため距離が遠い)
④焦って食べているように見えるため、汚らしい
などがあり、皿を持ち上げるのがマナー違反である国も多々ある。