味や匂いなどの風味が好きになる理由は2つあるとされている。
①甘味との条件付け
人は甘味は生まれたときから好きな味とされている。
人工甘味料(カロリー0)で、甘味を足した風味の方が好かれる傾向がある。
②カロリーとの条件付け
人はカロリーの高い物質を好む傾向がある。
カロリーを足した風味の方が好かれる傾向にある。
ここからは主観です。
上記の話を分かりやすく解説すると、人は砂糖(甘味+カロリー)が添加された食べ物を食べ続けると、その風味が好きになる。
①子供にニンジンやカボチャを砂糖で甘く煮た料理を食べさせる
②慣れてきたころに、砂糖を抜く
③ニンジンやカボチャの風味(香り)が好きになっている傾向があるため、甘くなくなっても好む子供が多い
甘くなくなったら、嫌いになるのじゃないのか?と思うかもしれないが、身近な例でいえばバニラの香りがある。
バニラ自体は、甘くなくカロリーもないが、アイスクリームとして食べている(甘味+カロリー)ため、無意識にに条件付けされている。
そのため、バニラの香りが好きになる傾向がある。
参考文献 心理学からみた食べる行動