提示された価格によってワインの評価が上がるとされている。
本当は1000円で売られているワインを7000円だと嘘の値段を表示しておくと、ワインの評価が高くなる傾向がある。
他にはレストランで提供されているバイキング料理について、同じ料理であっても価格が高いほど食べた人は美味しく感じる。
【まとめ】
値段が高いとおいしく感じる。
ここからは主観です。
人は商品の品質が分からない場合(ここでは味の基準が分からない場合)、「高価なもの=良いもの」という原理を使う。
これは多くの人が「払った額に見合うものが手に入る」というルールで育ったため起こる。
逆に言えば、料理を値下げした場合「安いもの=悪いもの」という原理が働き、まずく感じる可能性があるので注意が必要と思われる。
参考文献 情報の料理科学×王道の調理科学 影響力の武器