海鮮と合うワインの見つけ方

すし・和食のペアリング法則の要約となっています。

ワインには鉄分が多く含まれており、この鉄分が食材と反応すると生臭くなる。
●ワインの鉄分と食材の鉄分が反応
●ワインの鉄分と食材の亜鉛が反応
ワインの鉄分と食材の脂肪が反応

これらのことから、鉄分の少ないワインが海鮮と相性がいいとされている。

ワインに鉄分が含まれる理由は
●土壌や肥料からブドウの木が根から吸収してブドウの実に蓄積する
●醸造過程で、ポンプ、配管、タンク、樽に使用する金具、ビスからワインに溶出する
などがあげられる。

ワインが海鮮に合うか(含まれる鉄分の量)は、調べてみないと分からないが官能評価で調べることができる。
素材の良し悪しの差が小さく、簡単に手に入り、鉄分の含有量の多い素材が煮干しである。
ワインと煮干しを食べ合わせて、生臭くなければワインの鉄分の含有量が少ないと判断できる。

参考文献 すし・和食のペアリング法則