シャンパンは、原料であるブドウを2回に分けて搾る。
規定として4000Kgのブドウから最大2550Lまで果汁を絞ることが許されている。
最初に搾るのは2050Lのみ。これを「キュヴェ(一番搾り)」という。
次に残りの500Lを搾る。これを「タイユ(二番搾り)」という。
この時点でブドウの果汁の値段が違ってくる。
一番搾りの方が香りも高く、ジューシーでフレッシュのため、一番搾りだけで造られるシャンパンは値段が高くなる。
二番搾りで造られたワインは、少し品質は劣るものの、お手頃なシャンパンとして販売される。
参考文献 匠が教える酒のすべて