音楽とワイン

ある研究では、スーパーマーケットで流れている音楽によって、ワインの売れ行きが変わることを発見した。
アコーディオンによるフランス風の音楽を流したときにはフランスワインが売れ、ドイツのビアホール風の音楽を流したときはドイツワインが売れた
客にそのワインを買った理由を尋ねると、音楽に影響されたという人はほとんどいなかった。

さらに研究を進め、聞く音楽によってワインの味が違ってくることを突き止めた。

同じワインの赤ワインか白ワインを

チャイコフスキーの「くるみ割り人形」「花のワルツ」を聴きながら飲んだ人は、上品で繊細な味と表現した。
ヌーヴェル・ヴァーグの「ジャスト・キャント・ゲット・イナフ」を聴きながら飲んだ人は、爽快ですがすがしい味と表現した。
カール・オルフの「カルミナ・ブラーナ」を聴きながら飲んだ人は、重々しい味と表現した。
マイケル・ブルックの「スロー・ブレイクダウン」を聴きながら飲んだ人は、芳醇な味と表現した。
音と味

この他に、音量が大きいと味覚が鈍り、気分が上がり飲む量が増えるとされている。

参考文献 あなたはなぜ「カリカリベーコンのにおい」に魅かれるのか