今回はネタ話です。
激辛料理好きの人に、いつも喜んで食べているトウガラシと同僚のカプサイシンを含む液体を飲んでもらうと、むせてもだえ苦しむ。
つまり、楽しく食事しながら感じる辛さと、無機質な実験室で液体を飲んで感じるものは全く違うということになる。
後者の環境で感じるのは、純粋な痛みである。
楽しくて社会的な行為である食べるという行為が、味覚体験を変え、焼ける感覚も楽しいものにする。
一方で、純粋に実験室で味わうのは苦痛でしかない。
これは食べることの心理的な側面が、口の中での体験を変える一例である。
ここからは主観です
普段食べている料理と同量のカプサイシンを食べたとしても、おそらく同じ辛さに感じることはない。
これは、料理に入っているほかの食材の影響によって感じる辛さが変わるため。