あなたはなぜ「カリカリベーコンのにおい」に魅かれるのかの内容の要約になります。
消化管には、甘味と苦味の受容体だけでなく、グルタミン酸受容体もある。
グルタミン酸のおいしさは、味そのもののよさではな、タンパク質を消化することで肯定的な反応が起こることを覚えた結果である。
要約すると
タンパク質を食べると
①消化過程でタンパク質が分解され消化管でグルタミン酸ナトリウムをとらえる。
②消化管はグルタミン酸を分析し、脳にタンパク質が摂取されたことを伝える。
③体はタンパク質を食べたことを知って、気持ちがよくなる。
つまり、グルタミン酸(うま味)がおいしいのではなく、タンパク質を食べたことがおいしいと感じる。
結果、経験によりグルタミン酸とタンパク質がつながると、タンパク質がなくてもグルタミン酸だけでおいしいと感じるようになる。
ここからは主観です。
極端なことを言ってしまえば、グルタミン酸ナトリウム(うま味)だけでおいしいのなら、グルタミン酸ナトリウムだけ食べれば良いになる。
しかし、実際にはうま味はほかの味や風味を深めるにもかかわらず、単体で食べることはない。