ワインを飲み残したとき、ワインの入っていないビンの上部空間には空気が入っている。
この空気は、飲み残したワインが少ないほど多くなる。
つまり、ワインが少量残ったとき、空気に含まれる酸素と化学反応(酸化)する機会が増える。
【対策】
飲み残したワインを小さなスクリューキャップのビンやペットボトルに移し替える。
ほぼ満量にワインが入っているため、上部空間の空気(酸素)は少なく、ワイン中の成分と酸素が化学反応する機会が大幅に減る。
移し替えるときは、なるべく静かに行って、ワインの中への酸素の溶け込みを最小限に抑える。
これにより、大部分のワインの寿命は5~10倍に伸び、数か月保存可能になる。
参考文献 ワインの科学