天然の花蜜の糖度は7~70%ぐらいです。
花に飛んできたミツバチは、まず運搬可能な範囲で水気の少ない高濃度のものを選びます。
その後、体内の花蜜専用の「蜜胃」機関に収め、巣に持ち帰ります。
1匹が1日25往復して持ち帰る花蜜は0.06gとされています。
外勤のミツバチが持ち帰ってきた花蜜を内勤のミツバチが受け取ります。
その後、内勤のミツバチは水分を蒸発を蒸発させる動作を繰り返し、糖度が50%を超えるほど高まると巣に貯蔵します。
巣の中央は35℃で、ミツバチの羽ばたきによる換気などを経て、最終的に糖度は約80%のはちみつができます。
そして、ミツバチは体内からワックス(みつろう)を出して薄くのばし、水分が入らぬように巣房をふさぎ仕上げます。
参考文献 香と食材の組み立て方