そうめんや冷奴にショウガなどの薬味を入れる理由

これらの薬味は「ヘテロ感」の演出が理由と考えられる
ヘテロ感とは、不均一さのことであり、食感や風味などが均一ではなく、不均一である方が、自然な感じがして好まれるというもの。

これらの薬味を、均一なペースト状にするのではなく、刻んだり粗くすりおろしたりすることで、食べる時に歯で噛むたびに香りが揮発します。
そうめんや冷奴など均一な食品のヘテロ感を演出するために、薬味は使われると考えられる。


ここからは主観です
私の場合、冷奴とショウガの味が好きだから、完全に混ぜ込んだショウガ味のする冷奴を食べたいかと聞かれると確かに直観的に何か違うと感じる
もっと広くとらえると、例えばカレーライスをご飯とルーで分けるのも「ヘテロ感」という事になるだろう

参考文献 味・香り「こつ」の科学