製品となったウイスキーは、少なくとも10年は品質が変わらないとされている。
●ウイスキーの場合、アルコール度数が40%以上あるため、微生物汚染の心配はない
●ウイスキーの容器は香気成分やアルコールが蒸発しないようにしっかり作られているため、外からの酸素が入りにくく酸化による劣化が少ない
●ウイスキーには参加の原因と考えられる活性酸素を除去する力が強いため、酸化しにくい。(ウイスキーポリフェノールと呼ばれる樽由来の成分)
●直射日光や高温は避けた方が良い
●ナフタリン(防虫剤)や石鹸などの香りが強いものを近くに長時間置くと、風味が落ちたり移ったりする場合がある
●ウイスキーの容器は、栓がコルクの場合もあり、長期間保存するとコルクが縮んでゆるくなったり、崩れてしまったりする
【まとめ】
賞味期限は比較的長い(10年以上)が、無限に保存できるわけではない。
参考文献 ウイスキーの科学