武士はキュウリを食べなかった

今回はネタ話です

私達が食べるキュウリには種がない。
理由は、まだ熟していない果実であるため、種が未発達なのである。
断面図を見ると、白色をした種のようなものが見えるが、これが未熟な種である。

緑色のキュウリも、熟せば丸々と太り、黄色に色ずく。
また、キュウリの名前は黄色いウリという「黄うり」に由来するとされている。
昔は、黄色く熟したキュウリを食べていたが、もっとおいしいウリが中国から伝わると、熟したキュウリは食べられなくなってしまった。
そして、江戸時代以降になると、今のように未熟なキュウリが広く食べられるようになった。

ただし、武士はキュウリを食べることをさけたとされている。
理由は、キュウリの断面が徳川家の家紋に似ていたことから、恐れ多くてキュウリを口にしなかったのである。

左 キュウリの断面図 右 徳川家の家紋

参考文献 スイカのタネはなぜ散らばっているのか