天ぷら衣をつくるとき、小麦粉にデンプン(片栗粉)を入れる理由

天ぷらの衣をサクサクさせる方法の一つに、小麦粉にデンプン(片栗粉)を混ぜるというのがある。

【理由】
小麦粉だけでは、グルテンの形成量が多くなってしまい、さっくりした衣をつくるのにマイナスになる。
そのため、グルテン形成の絶対量を減らすべく、グルテンの材料を含まないデンプン(片栗粉)を入れる。
つまり、デンプン(片栗粉)によって小麦粉を薄めるのである。


ここからは主観です。
そもそも、片栗粉を使いだしたら、それは天ぷらなのか?っという話はあるが、あくまでサクサクにする一つの方法として知っておいても損はないだろう。
また、既に天ぷらのために作られた「てんぷら粉」もあるため、わざわざ片栗粉を混ぜてまでする意味も薄いかもしれない。

天ぷら衣にお酒を加えるとカラリと揚がる
天ぷらの衣をサクサクにする方法
天ぷら衣に重曹を加える

参考文献 調理事典