フライパンをなじませる油の種類

「なじませる」というのは料理用語で、油脂類を高温で加熱して分解させ、フライパンの表面に皮膜を作り出すことである(鍋ならし)

新しい鋳鉄製(ちゅうてつせい)フライパンをなじませる、古いフライパンを再度なじませる場合
①食器用洗剤と水でよく擦り洗う
バーナーで加熱し、乾燥させる
③表面を油の層でコーティングする
④できるだけ油をふき取ってから、オーブンに入れて260℃で60~90分焼いてから冷ます
皮膜が薄い場合は、③④を繰り返す

③の時に使う油は、伝統的にはラードや牛脂が使われていたが、どんな油でもよい
※書籍によっては、コーン油、サラダ油、キャノーラ—油のような高度な不飽和脂肪酸のほうが、飽和脂肪酸(ラードなど)より反応性に富み、重合しやすいためよいと紹介されている

フライパンに油を引く理由
鋳鉄の調理器具のウロコ

参考文献 Cooking for Geeks ザ・フード・ラボ