壊血病とレモン

今回はネタ話です

壊血病(かいけつびょう)は、ビタミンC(アスコルビン酸)の欠乏で引き起こされる
●シミ
●歯肉の出血
●歯の欠損
●黄疸(おうだん)
●倦怠感(けんたいかん)
●関節痛
●発熱
最終的には死にいたる

この病気は海で何カ月も過ごす船乗りにとって、かつては重大な問題だった。
彼らは、ビタミンCを補うための新鮮なかんきつ類の果物を食べられず壊血病で亡くなることが多かった

1700年代の半ばに、医師が柑橘類の果物はこの病気に対する効果的な治療薬になることを発見。
イギリス海軍の船は、配給でレモンジュースを支給するように義務付けされた。
しかし、1900年初頭には、レモンより酸っぱいライムは同じような効果があると考え、イギリス海軍はライムを植民地から調達できたため、レモンの代わりにライムジュースを使い始めた。
結果、ビタミンCが十分に得られなかったため、壊血病に倒れてしまうことが再び起こった。
その後、1932年にビタミンCが発見されこの問題は完全に解決した。

ビタミンCの名前であるアスコルビン酸(ascorbic acid)の由来は「antiscorbutic」(壊血病を防ぐ物質)からきている。

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ここからは主観です
よく勘違いであるのは、ビタミンCは酸っぱいというイメージです。

参考文献 カリカリベーコンはどうして美味しいにおいなの?