紅茶に輪切りしたレモンを加えると、紅茶の赤みがさっと淡くなってしまいます。
【理由】
紅茶の赤褐色は、タンニンの一種であるテアフラビン、テラルビジンなどの色素によるもの
紅茶にレモンが加えられると、紅茶のpHが酸性に変化し色素の構造が変わり、結果として色が変わります。
テアフラビン、テアルビジンは、花の色素であるアントシアニンと同じようにポリフェノールの仲間です。
紅茶に生成されるときに、カテキン類がポリフェノールオキシダーゼの作用により酸化され生成されたもの。
紅茶が冷えると濁る場合がある
紅茶にはちみつを加えると黒い沈殿ができる
ヨーロッパで紅茶を飲む理由
参考文献 クッキングに学ぶ化学