コーヒーカップの色によって味の感じ方がかわってしまうという話があります。
例えば、同じ形状の白いカップと、内側まで真っ黒のカップで飲み比べてみると、傾向的には黒いカップ(色の濃いカップ)のほうが、苦味やボディ感を強く感じます。
まれに、黒いカップと白いカップで、白の方が苦く感じるという人もいます。
これは、「白いから(ミルク、クリームなどを想像して)、あまり苦くないだろう」という予想に反して「苦かった」と感じ、予想と結果が大きかったためそのように感じると考えられています
一方、アイスコーヒーでは、透明なカップだと薄く感じやすく、色の濃いカップだと苦味・コクなどを感じやすくなります。
参考文献 「うまい!」の科学