ナツメグは幻覚剤になる

ナツメグの幻覚効果には、いろいろな化学物質が関与しているといわれている
●ミリスチシン(生のナツメグの約1.3%含まれる)
→ミリスチシンは肝臓で分解され、幻覚剤で知られるアンフェタミンの一種MDMA(3,4-メチレンジオキシメタンフェタミン)に変換される

●エレミシン
●サフロール

体重1kgあたり1~2mgのナツメグを摂取すると、中枢神経に影響が及ぶ(ミリスチシンは消化官や肺などの組織において筋肉の不随意運動を担っている神経インパルスを抑制する)

【まとめ】
スプーン1杯のナツメグを食べると、吐き気、嘔吐、顔面紅潮、高心拍数、強い高揚感、幻覚、口の渇きなどが起こる。
副作用は摂取後24~36時間継続し、場合によっては最大で1週間続くこともある。

酸っぱいワインを甘くする

参考文献 カリカリベーコンはどうして美味しい臭いなの?