タイムの生葉と乾燥葉

ハーブは、乾燥前と乾燥後で全体の香りのバランスが変わってくる。
タイムの場合は、以下の香りが強調される。

【生葉】
●弱い柑橘系の香り「シメン」
●木のような香り「テルピネン」
●薬品調の香り「チモール」

【乾燥葉】
●フローラルな香り「リナロール」
●クスノキのような香り「ボルネオール」
●針葉樹のような香り「α-ピネン」

生のタイムはやや薬品調の香りだが、乾燥するとまた違った香りになる
また、乾燥葉はかさが減って多く使いがちだが、特にタイムの乾燥葉は苦味がでるので、注意が必要である

乾燥ハーブには風味が少ない
ハーブは調理のどの段階でいれる?
スパイスと油

参考文献 香と食材の組み立て方