ボウルに牡蠣と大根おろし(牡蠣の量の1/3)を入れて、手で軽くもむように洗う。
大根おろしが黒ずんできて身がきれいになったら、水で手早く洗い、大根おろしや殻を洗い落とす。
同様に、片栗粉を使ってもよい。
【理由】
●塩(塩水)でもみ洗いした場合、浸透圧の影響で牡蠣の水分が抜けて、身が小さくなってしまう。
●真水に浸す(洗う)と、牡蠣の細胞膜を通して水が体内に入ってこようとしてしまう
→大根の汁は真水より下記の細胞液の濃度に近く、脱水作用が起きない。
●こすって洗えない牡蠣の、ひだの部分などについた汚れをおろした大根が吸着して取り除く
参考文献 日本料理のコツ