ウサギの数え方

※今回はネタ話です

仏教伝来以降、日本人の肉食の機会は減ったようです。それでも、平安時代の貴族の献立の中には「鹿の干し肉」が入っているため、完全に肉食が無くなったわけでもないようです

しかし、一般の人が牛や豚などの大型獣を食べることは無かったようで、食べる機会があった哺乳類といえば、せいぜいウサギくらいだったと考えられています。それでも、哺乳類を食べることに罪悪感があったのか、「ウサギはケモノではなく、トリである」と自らを納得させていたようです

その名残がウサギの数え方と考えられています。ウサギは1匹、2匹と数えず、鳥と同じように1羽(いちわ)2羽(にわ)と数えます。


ここからは主観です
こういった食の文化や歴史の話は、「・・・という説」や「・・・っと現在は考えられている」のように、不明瞭の場合が多いです
上記のウサギの話も、あくまで通説でそう考えられているということです
違う説には、ウサギの耳は羽に見えるからなどがあります

参考文献 食品の科学