細胞の中には、カリウムなどの塩類が含まれている。したがって、野菜を切り、水に浸すと、細胞はその中の方が外の水より塩類濃度が高いから浸透圧の作用で水分が細胞内に吸収される。
このとき、皮に近い方の細胞は弾力性が少なく、反対に、内側の方の細胞は弾力性があるので、多量の水を吸い込んだ内側がふくらむ。
そこで、ふくらみのよくない外側が縮んだような形になり、花形に開く。
ただし、浸す水に食塩など入ると、浸透圧は外の食塩の方が強く働き、水分が外に吸い出されるので野菜はしんなりとなり、また、花形にも開かない
切り方はYouTubeの動画で紹介されています→動画
参考文献 調理事典