食器用洗剤で野菜や果物を洗う

意外と知られていないのが、食器用洗剤で果物や野菜が洗えるという事実。
もちろん商品によって違いますので、しっかり確認しましょう!

※近年は野菜や果物は栽培方法が変わり、洗浄や包装もていねいになっており、回虫卵や農薬の心配もあまりなく、洗剤を使う必要性が減ってきております

野菜やくだものを洗剤で洗うと、回虫卵や細菌類が90%~97.8%まで洗い流せ、農薬も数分間で許容限度以下になることが知られています。
これが水の場合、回虫卵が50%~70%、細菌類は約25%、農薬も初めについていた量によっては許容限度以上残っている場合もあるようです。

また、くだものは皮のまま洗剤用液にひたして、そのあと十分に水洗いすれば、こすらずに洗うことができます。
ただし、洗剤を使って洗ったときは十分に水洗いしないと洗剤が残留してしまいますので気を付けましょう。
レモンを塩でもむ
漬物は洗剤を使って洗わない


ここからは主観です

っで、気になるところは
①どれぐらいの濃度で
②何分ぐらいつけて
③どんだけ流水で洗えばいい?

でしょう。
①と②に関しては、商品や洗う食品によって変わってきますので一概にいえないようです。
また、③に関しては、十分な流水で流してくださいっとなっています(厚生労働省の大量調理施設衛生管理マニュアルより

厚生労働省が発表しているデータには具体的な数字が出てないため、中性洗剤で洗う場合自己判断となりますので気を付けてください。
よごれと水量
野菜と果物の洗い方

参考文献 「こつ」の科学 厚生労働省の大量調理施設衛生管理マニュアル